株式会社 家業ドクター

これが当社の経営理念です。

株式会社 家業ドクター　代表取締役の狩野です。
私は群馬県高崎市の自然豊かな環境で生まれ育ちました。
実家は焼肉屋を営んでおり、生まれた時から焼肉が身近な存在でした。

当時、実家の焼肉屋は大変な盛況ぶりで、私は非常に裕福な幼少時代を送っていました。
欲しいものは何でも手に入り、贅沢すぎる旅行も何度も経験しました。

そんな中、2001年に転機が訪れました。
「狂牛病（BSE）問題」
ご存知の方も多いかと思います。
当時、日本では大変な社会問題となり、牛肉の売れ行きは急激に悪化しました。
この影響で焼肉屋へ足を運ぶ人も激減し、実家の焼肉屋では売上が最大で8割減、つまり20％ほどまで減少してしまいました。

多額にあったはずの預貯金は数年で底をつき、その後は自転車操業のように借金を繰り返しながらの経営が続きましたが、経営再建を果たすことはできませんでした。
そして社長だった父は経営難を苦にして、最期は自ら命を絶ってしまいました。
当時、私が23歳の頃の出来事でした。

色々な要因はあったと思いますが、なぜ父はこのような最期を迎えてしまったのか。
それは、「魂の火が消えてしまったから」だと思います。

事業が立ち行かなくなってしまっても、生きていく方法はいくらでもあります。
収入を得る方法もいくらでもあります。
日本では生活保護を受けることもできます。

それでも自ら命を絶ってしまうのは、未来への希望を失い、気持ちが続かなくなり、魂の火が消えてしまったからに他なりません。

私はこの経験を通じて、中小企業経営者のサポートに人生を捧げようと心に誓いました。
「中小企業経営者の魂の火を絶やさない仕組み作り」
これが私の人生における最大の課題であり、これを達成することが使命でもあります。

中小企業経営者の魂の火を絶やさないために、まずは強い会社作りが必要不可欠です。
当社では経営計画の作成を通じて「強い財務基盤の構築」と「会社独自の強みを活かした経営戦略の立案」をサポートするとともに、役員や従業員を交えた経営会議の運営を通じて、「全社一丸となった組織作り」をサポートしています。

我々は社外のNo.2としての立場から中小企業経営者に寄り添い、事業の継続、そして発展に向けて共に歩んでまいります。

我々と共に、魂の燃え盛る経営を実現させましょう！

株式会社 家業ドクター
代表取締役　狩野直哉